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「このたび私たちが开発したのは、正确には“热音响机関”といって『宇宙戦舰ヤマト』のものとはちょっと违います(笑)。原理としては気体の振动、つまり波动を利用します。热源によって音波を発生させ、その音波を利用して、电気エネルギーに効率良く変换させる装置です」
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我们制作的引擎的原理是利用气体的震动,即“波动”;将热源放出的音波收集利用,然后输入高效率发电机中产生电力
この原理の身近な例として、自然现象の雷鸣が挙げられる。「バリバリッ」という大きな音は、雷の放电によって热(2万~3万℃)が発生し、空気を热することによって生じる。高エネルギーで空间の限定された领域を加热することによって波动が生まれ、それが音に変换されているのだ。
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举例来说就像是大自然的雷电。“轰隆隆”的雷声正是由放电产生的热能将空气加热膨胀之后产生的。
スピーカーは电気エネルギーを与えると空気の振动が生じて音を出す装置だが、波动エンジンは装置内に设置した细い流路を持つフィルターに温度差を与えることで気体を不安定にし、音波を生じさせる。その振动するエネルギーを取り出して、逆に电力を生み出す仕组みとなっている。
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扬声器是将电能转换为动能的装置,“波动引擎”正相反,能够利用震动的动能转换出电能
肝心の热源はというと、现代の产业构造では舍てられている排热に注目。既存の设备や装置から出ている排热を波动エンジンと组み合わせ、音波、そして电気に変换するのだという。
「実は世の中の车や工场などは、使用しているエネルギーのうち65%以上を排热として舍てています。例えば一般の车はガソリンの持つエネルギーの约3割で走っていて、残りの7割は排热として舍てられている。いわゆるハイブリッドカーでは燃料の持つ约3割のエネルギーを回生ブレーキなどで効率良く利用していますが、排热となっている7割の热はうまく活用されていない」(长谷川氏)
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波动引擎的热源可以取自现代工业设备的废热。利用废热转换为音波,进而推动波动引擎的运转。“其实,世界上的车辆和工厂之类,大多数能源都被转化为了废热而流失掉了。比如汽车烧汽油,3成的能量转换为动能,其余7成都是废热。即使是混合动力汽车也只是增加那3成动力方面的利用效率,并没有把7成废热利用起来。
今までは舍てられるだけだった大量の热を活用することで、波动エンジンは电気を生み出すのだ。
「波动エンジンなら、舍てている7割の排热を高効率で电気に変换し、バッテリーに供给することができる。これは车の燃费を剧的に変える可能性があります」(长谷川氏)
石油や天然ガスといった化石燃料に頼らずに発电ができる波动エンジンが実用化されれば、产业界や経済界に大きなインパクトを与えることは间违いない。
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如果将剩余7成的废热利用起来,推动“波动引擎”发电的话,那么波动引擎的实用化这一事实将会毫无疑问地改变产业界和经济界,造成巨大的轰动效应。