ところで、つらつらおれの思うに、世间のひとびとが美徳と呼んで称扬しているものは、
人间が自己の快楽や利益などを眼中に置かず、ひたすら社会の幸福に向かって进むときの、
いろいろさまざまな生き方のことであるらしい。
マルキ・ド・サド(仏・小说家 1740-1814)
一般的に美徳であると考えられる解釈の一つに 「自己犠牲」 という概念がある。
それは谁かの为であったり、この世界の为でもあったりと実に様々で、且つ善悪の判断が极めて困难な美徳の一つだ。
しかし何かを変える为に自らを犠牲にするならば、その后残された人间やそれを取り巻く环境が必ず変わらないと成り立たない。
それとも皆が妄信的に掲げる美徳の为に何人もの犠牲を出し、それでもなお先の见えない道を无暗に歩き続けるか。
贤人は歴史に学ぶ。歴史を切り开く伟大な人物は、美徳よりも自らの强い信念を称扬しているものだ。
マルキ・ド・サドは、その后のエロスの分野において多大な影响をもたらした人物として有名だが、彼の作品はかなり哲学的であった。
しかし当时、そのあまりの过激な表现や时代を超えた考え方に付いて行ける者がおらず、异端视され迫害を受ける生涯だった。
当时、彼の哲学は异端だったかも知れないが、时代が変われば大众こそが真の异端であったと言えよう。
异端审问 : 大众の罪状は、理解する事を放弃した事だ。
Track List:
01. 自由への目醒め
02. 悪ノ鼓动
03. スターチスが眠る丘
04. 其ノ箱船ハ虹ヲ渡ル
试听已出。PV制作中近期将出。
特设页地址:http://www.rokugen.net/sp/201412.html
■作品仕様
・全4曲
・6Pフルカラーブックレット
・ポストカード计2种封入
■価格
・イベント会场 : \800
・店头価格 : \1080