名称 おもてなしの花シリーズ 第7集
発行日 2017(平成29)年2月15日(水)
切手デザイン 中丸 ひとみ(切手デザイナー)
助言・監修 邑田 仁(東京大学大学院 理学系研究科附属植物園 教授) 飯塚 克身(公益社団法人 日本植物園協会 専務理事)
版式刷色 オフセット5色
![](http://imgsrc.baidu.com/forum/w%3D580/sign=37b64b363212b31bc76ccd21b6183674/f53fc8a1cd11728b032b5b53c3fcc3cec3fd2c78.jpg)
シート構成・意匠 サクラウメパンジー スィートアリッサムキンギョソウルピナス
売価 520円(シート単位で販売します。)
印面寸法 縦22.5mm×横18.5mm
小切寸法 縦25.5mm×横21.5mm
シート寸法 縦187.0mm×横67.5mm
発行枚数 1,000万枚(100万シート)
52円郵便切手
(1)サクラ
サクラはこの属の総称です。
中でも、下垂する枝先に優美に多くの花を咲かせるベニシダレや八重咲きのヤエベニシダレは、岩肌を流れ落ちる滝のように枝垂れて咲く樹形が多くの人を魅了しています。古くより神社仏閣などに植栽され、各地に巨木、名木として保存されています。
(2)ウメ
紅梅、白梅、シダレ性など品種が多く、まだ寒いうちから、他の花木に先駆けて花を咲かせ、その香りは春の到来を感じさせます。各地の神社仏閣の庭園や公園にも多くの品種が植栽されており、それぞれがウメの名所となっています。
(3)パンジー スィートアリッサム
パンジーは、飾る花が少ない時期の貴重な花材です。花色が豊富で、花壇、プランターに植栽され、カラフルで華やかな空間を創出します。開花期が長いこともこの花の魅力の一つです。
スィートアリッサムは、草丈が低く、カーペットのように広がって生育し、半球状になって芳香のある小さな白・桃・紫等の花を咲かせます。中でも白花は、赤系の花を際立たせる効果が大きく、花壇の縁植えとしても活用されています。
(4)キンギョソウ
キンギョソウは、花形が金魚に似ていることからこの名がつけられ、花形、花色も豊富です。以前は初夏の花でしたが、最近は、春や秋にも咲くようになり、花壇をひときわ華やかに飾ります。切り花としても活用されています。
(5)ルピナス
ルピナスは、長い花穂をまっすぐに伸ばして群生する姿が見るものを圧倒しますが、冷涼地でしか夏が越せません。花色も豊富で、草丈にも幅があり、1m近くになるものもあります。花穂がフジの花を逆さにしたように咲くので、登り藤とも呼ばれています。
![](http://imgsrc.baidu.com/forum/w%3D580/sign=cb7aeb65a018972ba33a00c2d6cc7b9d/980e2e6034a85edf96dd295242540923dd547529.jpg)
シート構成・意匠 サクラミモザカンパニュラオーニソガラムアネモネ
売価 820円(シート単位で販売します。)
印面寸法 縦22.5mm×横18.5mm
小切寸法 縦25.5mm×横21.5mm
シート寸法 縦187.0mm×横67.5mm
発行枚数 3,500万枚(350万シート)
82円郵便切手
(1)サクラ
サクラはこの属の総称です。
中でも、ソメイヨシノは、どの地域でも広く愛されています。この品種が誕生以来、記念樹として、あるいは地域振興のシンボルとして植栽され、いたるところにソメイヨシノの名所が存在しています。海外にも渡り、日本の花として各国に植栽され、国際交流に貢献しています。
(2)ミモザ
ミモザは、2、3月に黄色で芳香のある小さな球状の花を咲かせる花木の通称で、ギンヨウアカシアやフサアカシアがこのカテゴリーに入ります。一般に流通しているのは寒さに強く扱いやすいギンヨウアカシアで、主に庭木のシンボルツリーとして植栽されます。
(3)カンパニュラ
カンパニュラは、多くの種類を含む属の総称で、生育形態も宿根、球根、一年草があり、草丈も2m程になる高性のものから這性(はいしょう)のものまで様々です。庭園、花壇、ロックガーデンに植栽され、鉢植えや切り花として活用されています。
(4)オーニソガラム
春咲きの球根植物で多くの種類がありますが、ウンベラータム種は耐寒性が強く、庭植えで何年も植えっぱなしにできます。切り花として流通しているのは、穂状に密に花を付けるシルソイデス種や球状に花を付けるサンデルシー種(いずれも白花)ですが、やや耐寒性に欠けます。
(5)アネモネ
春咲の球根植物で、立ち上がった茎の先に一輪の花を咲かせます。赤、紫、桃、白など花色も豊富で、一重、半八重咲きの花形もあり、花壇、鉢植えにぴったりです。切り花は冬から春に流通し、最近は大輪のものも生まれています。