异世归来的我变成...吧 关注:4,712贴子:5,926
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 ファミレスを出た俺达は、お泊まりの准备のために一旦家に帰るという翡翠についていくことにした。
「シャワーも浴びるから待たせちゃうし、先に行ってくれていいわよ?」
「ダメだよ、夜道を翡翠一人で歩かせられないよ」
 口にしなかったけど、他にも理由がある。
 家で翡翠と苍汰が钵合わせることがあれば、翡翠の怒りが再燃するかもしれない。そうなったとき俺达が居れば翡翠のストッパーになるんじゃないかと思ったからだ。
 家についたとき苍汰の靴は玄関に无かった。
 どうやら外出したままのようだ。
 当面の危険はなさそうでほっとする。
「シャワーを浴びてくるから、少し待っててね?」
 俺と优奈は翡翠の部屋で待つことになった。
 ここに入ったのは小学生のとき以来だ。
 昔からあまり饰り気の无い部屋だったけど、今はさらに実用性に磨きがかかっていた。ここが女子の部屋だと判别できそうなのは、壁に挂けられた制服くらいしかない。
 普段からこれを见ていたら苍汰が俺の部屋を女の子っぽいと评すのもわかる気がする。
「おまたせ」
 十分くらいで翡翠は帰ってきた。
 急いでシャワーを浴びてきてくれたらしい。
「言われた通り髪は乾かさなかったんだけど……」
「うん、任せて」
 魔法で乾かした方が早いので髪は乾かさないでいいと翡翠に伝えていたのだ。
 ベッドに座った翡翠が头に巻いたバスタオルを外すと、ウェーブ挂かった乌の濡れ羽色の髪がふわっと広がる。
 普段はポニーテールにしてある印象が强いので、髪を下ろした姿はとても艶っぽく见えて、どきどきしてしまった。
 俺はベッドに上がり、翡翠の后ろから头に手をかざして乾燥ドライ、それから修复リペアの魔法を使う。瞬く间に乾いて绮丽になる髪に翡翠は惊きを颜に出していた。
「魔法ってこんなこともできるのね」
「へへ、すごいっしょ!」
 と、なぜか优奈が得意げに答える。
「すごいけど少し复雑な気分ね。毎日乾かしてケアするのにかけている手间暇を思うと……」
 翡翠の长い髪は良く手入れされていた。翡翠は髪の乾燥だけで毎日十分以上かけているらしい。
「わかる。ズルいよね!」
「なんだかなぁ……」
 ほぼ毎日魔法少女をせがんでくるのにそんなことを言う优奈に、俺は苦笑するしかなかった。
 髪を乾かした翡翠は、手早くお泊り用の道具を手提げカバンに诘め込んで准备を终えた。
 结局、苍汰は帰ってこなかった。
 ほっとしたけれど、いったいどこをほっつき歩いてるんだか。
 翡翠を待っている间に、メッセージアプリで俺达の状况を伝えて、まだ家に帰らない方がよいと书いたけど、既読にもなっていなかったし。
 ……まぁ、スマホのバッテリーが切れたとかだろうけど。
 家に帰ると母さんが出迎えてくれた。
「おかえりなさい二人共。それから、こんばんは翡翠ちゃん」
 いつも通りのおかえりなさいが、なんだかとても安心する。
 父さんは家に居なかった。
 母さんに闻いても苦笑するだけで、ごまかされた。急な仕事が入って出ていくのはいつものことだけど、行き先がわからないのは珍しいかもしれない。
 それから、しばらくリビングでお茶を饮みながら女四人で谈笑した。翡翠が俺の家で世间话をするのは数年ぶりで、话题には事欠かなかった。
「そうだアリス、これを渡しておくわ。朝夕に饮みなさいね?」
 话の途中で母さんは、柔らかいボトルに入った薬のような物をテーブルに置いた。
「何これ?」
「妊妇用のサプリよ。叶酸がメインで他に鉄やカルシウムが入ってるの」
 母さん曰く、叶酸には细胞を作る働きがあって、体内で子供を作る妊妇にとって必要不可欠な栄养素らしい。日本人の普段の食生活では不足しがちなので、こうやってサプリで补うのが良いのだそうだ。
「ありがとう母さん」
 大事なアリシアの体になるんだ。しっかり栄养をとらないと。
 その后、俺は翡翠と一绪に自分の部屋に戻った。
 母さんが客间から布団を持ってきてくれて、二人で床に敷いた。
 二人でベッドに并んで座り话をしていると、优奈がお风吕に呼びにきたので、俺は翡翠を残して部屋を出る。
 浴室に向かう前にトイレに寄った。
「……うわぁ」
 思わず声が出てしまう。
 エッチした后につけたナプキンは、中から漏れ出た苍汰の**がべったりついていた。
「……」
 ショーツから外したそれを、なんとなく鼻に近づけてみる。青臭い雄の匂いが鼻を付いて、むせかえりそうになった。かつては日常的に嗅いでたはずなのに、なんだかとても生臭く感じてキツい。
「……なにやってるんだ、俺」
 ふと我に返った俺は、ナプキンを小さく丸めてトイレットペーパーで包むとサニタリーボックスに舍てた。
 今日三回目になるお风吕は一人でゆっくりできるかと思っていたら、脱衣所に优奈が入ってくる気配がした。
 翡翠が居るのに……と思ったけど、优奈と一绪にお风吕に入るのはいつものことだし、まぁいいか。
 しばらく脱衣所で何やらごそごそしていたようで、优奈が浴室に入ってきたのは、俺が髪と体を洗い终えて汤船に浸かった顷だった。
「アリス、だめじゃない」
 ドアを开けて早々、优奈は俺を軽く叱るように言う。
「着ていった下着を洗濯机に入れたでしょ。あれは普段使いのとは违うんだから、ちゃんと手洗いしないと」
「そうなんだ……」
 それは、知らなかった。
「今日はあたしが洗っといたから、次からは自分でしてよね」
「え……洗った、の?」
 あれは苍汰との行为で汚れてたはずなのに……
「えっ、ええぇーー!?」
「别にいまさら気にするような间柄でもないでしょうに」
「気にするよっ!」
 苍汰にされたことは话していたけど、それで私がどんな反応をしたかまでは知られたくなかった……例えそれが与えられた刺激に対する体の生理的な反応だったとしても。
 私はずり落ちるように汤船に颜を沈めて、呆れ颜の优奈を视界から消した。
 これも、下着の上から刺激して下着が染みになっているのを见て喜ぶ苍汰のせいだ。
 まぁ、下着越しの方が直接触られるより痛くなかったから悪くは无かったけれど。
 水の中でこぼれた溜息が、泡になってぶくぶくと音を立てた。


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