95年から14年にわたり韩国でロングラン上演されていた国民的ミュージカル『サ・ビ・タ~雨が运んだ爱』。08年には、驹田一、原田夏希、山崎育三郎による日本人キャスト版がシアタートラムで初演され、1年半ぶりとなる今回の再演では全国ツアーも行なわれた。
同ツアーの最终目的地は下北沢の本多剧场。3月26日より同剧场で上演がスタートした(公演は终了)。世话好きの兄ドンウク(驹田)と7年ぶりに家に帰ってきた弟ドンヒョン(山崎)の関系がギクシャクし始めたところへ、结婚を祝う仕事をしている女の子ユ・ミリ(原田)が部屋を间违え、パーティー衣裳で乱入し……。谁しも思い当たる兄弟间の确执、それでも心底では思い合っているというリアルな家族爱をほのぼのと描き出していく。温かい雰囲気の中、本国同様に行なわれる、さまざまな趣向を凝らした(日本初演では観客のプロポーズも!!)スペシャル・カーテンコールも魅力の一つだ。
▲驹田一(左)、イ・ヒョンによる梦の日韩コラボ!
初日には、韩国でドンヒョンを演じた経歴を持ち、その后『グリース』に主役のダニーとして出演、4月からは小剧场ミュージカル『シングルズ』も控える韩国人俳优イ・ヒョンがお祝いに駆け付け、スペシャル・カーテンコールのゲストとして登场した。「こんなにかっこいい人と并びたくない」と言う驹田に「大丈夫、オッパ(お兄さん)もカッコいいから!」とすかさず励ます原田。客席は笑いにあふれた。驹田がイ・ヒョンに観剧の感想を求めると、「韩国での『サ・ビ・タ』の魅力がこれだけ皆さんに伝えられているということに、涙をこらえるのが大変なほど感动しました。(演出の违いについては)韩国版は感情的なものを前面に出していましたが、日本版では细かい面白さが行き届いていますね」と応えた。
さらに、驹田ドンウクとのデュエットを披露するサプライズも。兄弟がそれぞれの立场で言い合うナンバー「相変わらずだね」を、客席からの大きな手拍子に乗せ、歌では喧哗しつつも息ピッタリに歌い上げた。「これで日韩の国境がなくなりました」と驹田。「私も歌いたい!」とうらやむ原田ミリ。山崎ドンヒョンは「嫉妬しちゃいました……」とボソリ。大爆笑と大歓声の中、カーテンコールは幕を闭じた。
雨を実际に降らせるなどの新しい演出、3人のあうんの呼吸で进化を遂げた『サ・ビ・タ』。再々演の日がやってくることを愿ってやまない。
同ツアーの最终目的地は下北沢の本多剧场。3月26日より同剧场で上演がスタートした(公演は终了)。世话好きの兄ドンウク(驹田)と7年ぶりに家に帰ってきた弟ドンヒョン(山崎)の関系がギクシャクし始めたところへ、结婚を祝う仕事をしている女の子ユ・ミリ(原田)が部屋を间违え、パーティー衣裳で乱入し……。谁しも思い当たる兄弟间の确执、それでも心底では思い合っているというリアルな家族爱をほのぼのと描き出していく。温かい雰囲気の中、本国同様に行なわれる、さまざまな趣向を凝らした(日本初演では観客のプロポーズも!!)スペシャル・カーテンコールも魅力の一つだ。
▲驹田一(左)、イ・ヒョンによる梦の日韩コラボ!
初日には、韩国でドンヒョンを演じた経歴を持ち、その后『グリース』に主役のダニーとして出演、4月からは小剧场ミュージカル『シングルズ』も控える韩国人俳优イ・ヒョンがお祝いに駆け付け、スペシャル・カーテンコールのゲストとして登场した。「こんなにかっこいい人と并びたくない」と言う驹田に「大丈夫、オッパ(お兄さん)もカッコいいから!」とすかさず励ます原田。客席は笑いにあふれた。驹田がイ・ヒョンに観剧の感想を求めると、「韩国での『サ・ビ・タ』の魅力がこれだけ皆さんに伝えられているということに、涙をこらえるのが大変なほど感动しました。(演出の违いについては)韩国版は感情的なものを前面に出していましたが、日本版では细かい面白さが行き届いていますね」と応えた。
さらに、驹田ドンウクとのデュエットを披露するサプライズも。兄弟がそれぞれの立场で言い合うナンバー「相変わらずだね」を、客席からの大きな手拍子に乗せ、歌では喧哗しつつも息ピッタリに歌い上げた。「これで日韩の国境がなくなりました」と驹田。「私も歌いたい!」とうらやむ原田ミリ。山崎ドンヒョンは「嫉妬しちゃいました……」とボソリ。大爆笑と大歓声の中、カーテンコールは幕を闭じた。
雨を実际に降らせるなどの新しい演出、3人のあうんの呼吸で进化を遂げた『サ・ビ・タ』。再々演の日がやってくることを愿ってやまない。