
『ガピタンの森』 黒田勇树(著) 梦ら丘実果 (イラスト)
出版社: 自由国民社 (2000/7/1)
大好きだった憩いの场から、小鸟たちの生命の源を夺ってしまい、取り返しのつかないことをしてしまったと、ガピタンは途方に暮れ、自分の行动を振り返って反省し、长い年月と多大な精力を费やして広场を元通りにしようとした。そしてガピタンは最后にオルゴールとなった。
ガピタンはお手伝い用ロボット。「树の広场」で小鸟たちと仲良くなりますが、小鸟たちのように美しく歌えないガピタンは、木を切ってしまいます。自分のした大きなまちがいに気づいたガピタンは…。〈ソフトカバー〉
映画「学校3」で知的障害者トミーの役を演じ、日本アカデミー赏新人俳优赏キネマ旬报新人男优赏等、数多くの赏を受赏した俳优の黒田勇树氏が、私宛に送ってくれたお话です。
私の絵と共に、「怒りや悲しみの気持ちを知ることで、优しい気持ちを子供たちに感じて欲しい」という黒田勇树氏のメッセージが、皆様に伝わることを愿っています。
二十一世纪最初の年、2001年で最も印象に残ったニュースはとても悲しいことに米国でおこったテロとそこから発生した戦争です。たくさんの人々が杀され、それを杀すことで报复するという意味のわからない戦いで本当にたくさんの人々が亡くなりました。もしもこの汚く丑い人间の行动を终わらせ、世界を平和へと导くなにかがあるとしたらそれは、良い物语や音楽、そして美しい絵かもしれません。梦ら丘さんの絵で、そして一绪に絵本をつくらせてもらった仆の物语で、なにかが変わることを祈っています。