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【AI烤润】86.冒险者(红温)

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IP属地:辽宁1楼2024-11-04 22:36回复
    86.冒险者(红温)
    即使有人提到夺权,那也是大人的事情,和我们这些学生无关。
    若处理得当,通过夺取屏障的控制权进而夺取王权可以成为一场毫无血腥的ZB,而学园的学生们可以不受打扰的继续享受平常的日子。
    “明天就要开始贤者祭典了,大家要振作起来哦。”
    “嗯。”
    我们在吃早餐的时候,阿丽西亚和我确认今天的计划。
    明天就是贤者祭典的举办的日子学园也会对外开放,但对其他国家的魔法学园的学生的接待会提前一天开始。
    学生会的职责就是处理这些杂事。
    “真希望现在能取消呢。”
    “怎么可能。”
    坐在对面的阿丽西亚一边啃着面包,一边淡淡地回答道。
    “作为政变的导火索,贤者祭典是非常重要的,所以就算你闹得再大也是绝对不会取消的。”
    “就算卡斯托尔死了也要继续啊。”
    真是个可怜的男人。
    “不过,我们还是要小心,尽量不让学生受到伤害。”
    招待公国魔法学院的学生也是一项创举,虽然在过去两国之间多有矛盾,但为了让新一代人能够在时代变迁中不断改革意识,学园长觉得这是必要的。
    现在我稍微有一点理解那个成天说着命运之类的话的老头的意思了。
    他大概是想通过不断改动外部环境来改变现状吧?
    温迪曾说过,古代的贤者通过所谓的【阿卡西记录】获取信息,而沃尔泽亚也许是通过这个了解了某种情节。
    这就可以解释为何在玛丽安娜因受伤失去视力和双亲的情况下,依然得到了他的支持并入学。
    不过,由于我和帕特里夏这两个剧情破坏者的出现,毫无情面地让沃尔泽亚的辛勤努力化为泡影……
    “嘛,参加班级活动筹备也没什么好事,算了。”
    原本这是非常麻烦的任务,但是与忍受着特殊班的紧张气氛筹备班级活动相比,贤者祭典的准备工作显然更为繁琐,因此有一些工作可做反而让我觉得不那么无聊。
    一年级的女生们一直依赖的三年级学姐们因为政变的事情突然不再行动,或许是出于一丝微弱的对抗心理或者同调压力,没有茶会举办,特殊班学生们的气氛也相当冷淡。
    她们对老师们随意决定的活动似乎也没什么热情,估计对特殊班级的学生来说,这将成为最糟糕的活动。
    她们缺乏一位领导者。
    在原本的故事中,角色们都是充满领导能力的攻略对象,会推动着情节的发展,引导着主角,而秃子和克莱夫在学生会里忙得不可开交,卡斯托尔已经死去,杰拉西斯在留学,剩下的卡斯凯德的儿子则不知去向。
    因为推动故事的角色们几乎都不在了,大家的眼神就像失去氧气的水槽里的死鱼一样。
    抱歉了,沃尔泽亚。
    美好的校园生活仿佛只是梦中的梦,这里简直像是一座墓地。
    然而,普通班的同学们最近似乎恢复了生气,努力地活跃着。
    普通班的同学们一定会度过一个愉快的贤者祭典。
    作为学生会的我,职责就是为了让一直不受重视的普通一年级同学们能够享受这次活动,维护校园的平静。
    “大家确认一下各自的日程。我会带着特雷扎去和二、三年级的学生会开会,玛丽安娜则在学生会室等克莱夫。你负责带着傻瓜接待其他国家的学生。”
    “诶,跟秃子一起……?”
    真不想啊。
    我露出明显的厌恶表情,阿丽西亚则叹了口气说道:
    “现在傻瓜要是自作主张做些什么的蠢事的话,克莱夫已经没法阻止了。你们不是关系很好吗?就由你去盯着他吧。”
    “我和他可不是好朋友,我可是随时可能杀了他哦。”
    “傻瓜对你投来的目光奇怪得令人毛骨悚然,有你在的话,他至少不会胡来吧?”
    “呜呜呜……”
    被这么一说,我无言以对。
    阿丽西亚选择带特雷扎而不是克莱夫,是考虑到他们两人的关系,而玛丽安娜作为学生会的成员,似乎也已经习惯了,所以让她和克莱夫待在一起应该没问题。
    “傻瓜的行为虽然有些抽象,人际交往能力并不差,只要你在旁边盯着,应该不会出什么奇怪的事。”
    接着,阿丽西亚用那种不满的眼神看着我,继续说道:
    “问题在于你。”
    “诶?”
    “你也不要像傻瓜那样做出突发奇想的事情。虽然你总是一副无所谓的样子,但当有人提到我的时候,也请你保持冷静。如果事情变得奇怪,傻瓜会模仿你,导致情况变得更糟。”
    “好的。”
    在我们二人的胸部几乎接触的距离下,被迫接受教诲,我别无选择,只能顺从地点头。
    “不要给其他学生添麻烦,让他们享受贤者祭典,这就是我们的任务。我知道有很多学生觉得没意思,但期待的学生也很多。”
    说完,阿丽西亚握住了我的手。
    “那么,我们出发吧。”
    “嗯。”
    虽然觉得无聊的人确实很多,但更重要的是,期待的人占大多数。阿丽西亚清楚地懂得,应该珍惜那些快乐的人,而不是思考那些抵触者。

    从中午开始,我来到学校的大门,准备迎接到达的其他学校的学生。
    “哼哼!”
    旁边飘着的是戴着面具的爱德华。
    “你为什么会飘着……”
    “不愧是【蛮勇】,这都被你发现了。想知道我是站着还是在悬浮,需要相当仔细的观察,这可是相当高超的魔术,不知道其他学校的人能否注意到我的高等技艺?哈哈哈!”
    “还是正常点吧。”
    “怎么,难道不打算让其他学校的人见识一下我们学校魔术的高超水平吗?”
    确实,这是一种非常精细的魔术,但由于课程的原因,学校的学生并不能使用无咏唱魔术。
    他们甚至不能理解这项高超技艺的含义。
    “另外,在众人面前佩戴面具也是禁止的。而且在公众场合称呼我为【蛮勇】或【看门犬】也是禁止的,叫我布雷夫(勇者)就可以。”
    “什么!?你竟然允许我用这个名字来称呼你!!”
    “我并没有说不可以。”
    这根本就不是许可问题,布雷夫就是布雷夫。
    爱德华乖乖地摘下了面具,微微泛红的脸颊说道:
    “布、布雷夫……”
    “啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊!!”
    一阵寒意袭来。
    该死!
    为什么我必须和这个家伙一起。
    太讨厌了,太讨厌了,太讨厌了。
    “用家名来称呼,感觉倒像是布雷夫的挚友,真不错?哈哈。”
    “啊,是吗……”
    冷静,冷静。
    忍耐,忍耐。
    我真想马上揍这个秃头,但我生怕一不小心会杀了他,所以拼命压抑内心的愤懑。


    IP属地:辽宁2楼2024-11-04 22:39
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      86.ブ、ブレイブ(紅潮)
       クーデターがどうのこうの言われてもその対処は大人の役目であって、俺たち学生には関係ない。
       障壁の権限を切り替えることによる王権簒奪は、やりようによっては血の一切流れないクーデターとなるので、学園の生徒たちは変わらない毎日を過ごしていた。
      「いよいよ明日から賢者祭典ね、気を引き締めていきましょ」
      「うん」
       朝食を食べながら、アリシアと二人で今日の予定を確認しておく。
       賢者祭典開催と一般開放は明日からなのだが、他国の魔術学園の生徒に関しては1日早く受け入れを開始するのだった。
       生徒会の役目は、その雑用である。
      「何とか今から中止にならんかな?」
      「なるわけないじゃない」
       正面に座ってパンをかじるアリシアがさらっと答えた。
      「貴方がどれだけ騒ぎを起こしたとしても、クーデターの切っ掛けとして賢者祭典が重要なんだから中止になんてならないわよ」
      「カストルが死んでも続けるんだもんなあ」
       哀れな男だった。
      「まあ、あまり生徒に被害が出ないように注意しましょ」
       公国の魔術学院生徒の受け入れ、過去に色々あったとしても子の世代には関係なく時代を経て意識を改革させていくために必要なものだと学園長は決めている。
       以前、運命がどうのこうの言っていたジジイの言葉は、色々と知った今だからこそ少しだけ理解できた。
       何とか外堀を埋めて変えていこうとしていたのだろうかね?
       ウェンディは、古の賢者が残した【アカシックレコード】とやらに賢者はアクセスして情報を読み取ったと言っていたし、同じようにヴォルゼアもそれでシナリオのような物を知っていたのだろう。
       怪我で目を悪くして両親も失ったマリアナを支援して学園に入学させたことに説明がつく。
       まあ、俺とかパトリシアというシナリオブレイカーによって、ヴォルゼアの地道な努力は無情にも崩壊してしまったわけだがな……。
      「まあ、クラスの行事に参加してても碌なことにはならないし良いか」
       非常に面倒くさい役目なのだが、現状無駄に殺伐とした特別クラスの中で賢者祭典に臨む方がもっと面倒くさいので、何か仕事があった方が暇をつぶせて良かった。
       1年生の女子たちが頼りにしていた3年生もクーデターの件で唐突に動かなくなり、僅かばかりの対抗心か、同調圧力により茶会は開かれず、特別クラスの生徒たちは冷え込んでいる。
       教師が雑に決めた催しごとも大してやる気ないみたいだし、恐らくだが特別クラスの生徒にとっては最悪の催しごとになるのかもしれない。
       リーダシップを取る人がいないのだ。
       物語はリーダーシップ溢れた攻略対象キャラクターたちが全て推し進めて主人公を導いてきたのだが、ハゲもクライブも生徒会でそんな暇はなく、カストルは死んでジェラシスは留学、残る一人のカスケードの息子はどこにもいない。
       物語を動かす連中が軒並みいなくなってしまったおかげで、エアレーションを失った水槽みたいにみんな死んだ魚の目をしている。
       すまんなヴォルゼア。
       楽しい学園生活なんて夢のまた夢で、ここは墓場だ。
       しかし、一般クラスの皆さんは息を吹き返したように最近頑張ってくれている。
       きっと一般クラスの方々は楽しい賢者祭典になるはずだ。
       生徒会である俺の役目は、今まで不遇だった一般1年生諸君に楽しんでいただけるよう学園の平穏を守るだけなのである。
      「予定は各自確認。私はトレイザを連れて2、3年の生徒会と打ち合わせ、マリアナはクライブと生徒会室で待機。貴方はバカと他国の生徒の案内ね」
      「えっ、ハゲと一緒……?」
       嫌だなあ。
       露骨に嫌悪感を出していると、アリシアが溜息を吐きながら言う。
      「バカが何か勝手なことをする時に、クライブじゃもう止まらないでしょ? 裏で貴方仲良しじゃない、見張ってなさいよ」
      「仲良しじゃないよ、いつでもハゲ殺せるよ」
      「ハゲが貴方に向ける視線がキモイくらいに特殊だから、貴方が居ればとりあえず自分勝手に行動しないでしょ?」
      「うぐぐ」
       そう言われてしまえば何も言い返せなかった。
       アリシアがクライブではなくトレイザを連れて行くのは、彼ら二人の関係性に配慮した結果であり、生徒会のメンツであればマリアナもそろそろ慣れているそうなので、クライブと待機させても問題ないらしい。
      「バカは、とりあえず所作は優雅で人当たりも悪くないし、貴方が目を光らせていれば変なことはしないわよ」
       そして、ジト目で俺を見つめながらアリシアはさらに言葉を続ける。
      「問題は貴方ね」
      「えっ」
      「突拍子もないことはしないこと。貴方は自分が何を言われても平気な顔してるけど、私のことを言われた時も一旦落ち着きなさい? 変なことになればバカが真似してもっと事態は悪化するから」
      「はい」
       胸が当たるくらいの距離でぐいぐいと言い聞かされて、俺は素直に頷くしかなかった。
      「他の生徒に迷惑をかけない。そして楽しんでもらう。それが私たちの役目よ。楽しくない人もたくさんいると思うけど、楽しみにしてる生徒は多いんだから」
       と、アリシアは俺の手を握る。
      「じゃ、行きましょ」
      「うん」
       面白くないと思っている奴らはたくさんいるが、それ以上に楽しみにしてる人が大半だ。
       ひねくれ者より、そっちを大事にする方が良いことをアリシアはよくわかっている。

       昼前から到着する他校の生徒を案内するために、俺は学園の門までやってきていた。
      「フフン!」
       隣には仮面を身に付けたエドワードが浮いている。
      「なんで浮いてるんだ……?」
      「気付くとはさすが【蛮勇】だ。立っているか浮いているか、よく見ないとわからないレベルの魔術、さて、他学園の奴らが私のこの高等技術に気付けるかな? フフフン」
      「普通にしとけよ」
      「何、他学園の奴らに我が学園の魔術レベルの高さを見せつけてやろうではないか!」
       確かにすごい精密な魔術だけど、学園の生徒はカリキュラム的に無詠唱を使えない。
       すごい技術ってのがわからないのだ。
      「後、人前で仮面も禁止だ。そして俺のことを人前で【蛮勇】とか【番犬】とかで呼ぶのも禁止。ブレイブと呼べ」
      「なに!? 良いのか、その名で呼んでも!!」
      「いや、別にダメって言ってないけど」
       許可制でも何でもなく、ブレイブはブレイブなのである。
       エドワードは素直に仮面を取ると、若干頬を赤く染めながら言った。
      「ブ、ブレイブ……」
       つあああああああああああああああああああああ!!
       寒気がした。
       ちくしょう!
       何で俺はこいつと一緒に過ごさないといけないんだ。
       嫌過ぎる、嫌過ぎる、嫌過ぎる。
      「家名で呼ぶと、なんだか勇者の親友っぽくて良いな? フハ」
      「あっそう……」
       落ち着け、俺。
       我慢だ、我慢。
       今すぐにでもこのハゲ頭をぶん殴りたかったのだが、勢い余って殺してしまいそうな気がするので必死に心を静める。


      IP属地:辽宁3楼2024-11-04 22:41
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