第二篇采访(来源文春オンライン)
标题:“下着写真集”では「清楚を壊したい」比嘉愛未(38)が事務所退所を決めたワケ
〈1月31日をもちまして、所属事務所 株式会社ライジングプロ・ホールディングスとの契約を満了し、退所することとなりました〉
昨年末、自身のSNSでそう発表した女優の比嘉愛未(38)。現在、テレ朝系ドラマ『フォレスト』で岩田剛典(35)とW主演を務めているが、退所の裏には……。
家族から「1年の猶予を与えるから」と告げられ上京
沖縄県具志川市出身の比嘉は3人きょうだいの長女。実は“王家”の流れを汲んでいるようで、以前、主演映画『カノン』(2016年公開)の舞台挨拶で「101歳のひいおばあちゃんから『ウチは琉球王朝の末裔なんだよ』と言われました」と明かしていた。そんな彼女は高1の時に沖縄のモデル事務所からスカウトされ、芸能活動をスタート。卒業後に上京して所属したのが、ライジングだ。「『貯金20万で出て来た。親にも土下座して』と言っていた。ライジングには当時、安室奈美恵やSPEED、NHKの朝ドラ『ちゅらさん』(01年)でヒロインだった国仲涼子ら、沖縄出身者が数多く所属。故郷を愛する彼女にとって、ピッタリの“沖縄系事務所”だったのでしょう」(事務所関係者)
家族からは「1年の猶予を与えるから」と告げられていたという比嘉。上京1年後に見事に掴んだのが、朝ドラ『どんど晴れ』(07年)のヒロインだったが、「朝ドラ低迷期で大ブレイクとはならなかった。以降、ドラマ『コード・ブルー』(フジ系)の看護師役など、クールな役柄を演じるケースが目立ちます。3歳上の俳優・福士誠治との真剣交際も報じられましたが、16年秋に破局。『ずっと独身かもしれない』と語ることもありました」(同前)
「守りに入っている自分を壊したい」写真集で大胆な姿を披露
そして、上京から13年。比嘉に大きな影響を与えたのが、コロナ禍だった。ライジングは音楽部門が強かった事務所だが、公演などが軒並み中止。民間調査会社によれば、20年11月期は赤字に転落している。「事務所はコストカットをせざるを得なくなり、マネジメント体制に綻びが見え始めた。代表作にも恵まれず、比嘉は『私は新しい仕事をもっとしていきたいのに』と不満を漏らしていました」(比嘉の知人) 22年には写真集『本心』を発売し、イメージとは裏腹の大胆な水着や下着姿を披露。本人は雑誌「週刊プレイボーイ」(22年3月7日号)の取材で「清楚、と言ってもらえることも多かった」と振り返りつつ、「守りに入っている自分を壊したい」と宣言していた。「彼女は、女優として脱皮したいという気持ちを募らせていました。ライジングからの独立を視野に入れるようになり、周囲に相談していた。そのうちの1人が、今田美桜(27)が所属する『コンテンツ・スリー』の社長でした」(前出・知人) 今田は、次の朝ドラ『あんぱん』のヒロイン。世代随一の人気女優だ。
「同社は彼女中心の事務所でしたが、13年の朝ドラ『あまちゃん』などで活躍し、その後フリーだった山下リオも1月1日付で加わりました。芸能界のしがらみに囚われないイメージもある。“引き抜き”との見方もあるようですが、実際には契約終了を待ち、仕事面の交渉を進めていくようです」(テレビ局関係者)
ライジングに契約終了の経緯などについて尋ねたが、期限までに回答はなかった。
「引き抜きというわけではなく…」コンテンツ・スリーの回答
一方、コンテンツ・スリーの社長はこう回答した。
「比嘉さんは共通の知人から紹介され、以前から芸能活動に関する相談を受ける機会がありました。今回の退所に関しても相談を受けており、ライジングさんともやり取りをしています。引き抜きというわけではなく、あくまで相談に乗っているという状況です。何より今後、弊社に所属して頂くかどうかに関しても何も決まっておらず、2月に入ってから話し合いの場を持たせて頂き、少しずつ進められたらと考えております」 比嘉の主演映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』(23年公開)の田中光敏監督が語る。「彼女はサバサバした性格で、三重県での撮影期間中はサングラスもせず毎朝ジョギングをしていた。気付かれても気にしないようなタイプです。一方で、演じることへの覚悟も凄い。事務所には『この一カ月は作品のことだけ考えて過ごしたい』と伝えていたそうで、現場でも『夜中まで鏡に向かって芝居を作り込んでいた』と言っていた。女優として、幅が広がっていますよね。放映中のドラマ『フォレスト』でも、複雑な大人の感情を持つ女性を見事に演じていると思います」 比嘉が生み出す新たな“コンテンツ”に注目だ。