咲末原吧 关注:102贴子:2,664

【丢图】Happy Valentine!就算没有对象也要叽叽喳喳呢XDD!

只看楼主收藏回复

先祝节日快乐233
然后最近发现手机客户端的读帖功能实在是搞笑到飞起hhhh,昨天无意间点开就停不下来了…各位有空可以调教一下度娘试试。


IP属地:陕西1楼2016-02-14 13:33回复
    然后昨天在twitter上的「咲版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負」(一种规定主题的深夜限时同人创作活动),题目居然是「宫永咲X末原恭子」啊啊啊~情人节前一天出这对,官皮你居心何在(doge脸


    IP属地:陕西2楼2016-02-14 13:38
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      首先当然是おらんだ聚聚


      IP属地:陕西来自iPhone客户端3楼2016-02-14 13:44
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        IP属地:陕西来自iPhone客户端4楼2016-02-14 13:45
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          昨天快疯掉的恭也桑…我还是喜欢她的短漫,不过因为时限应该也不能画太复杂


          IP属地:陕西来自iPhone客户端5楼2016-02-14 13:46
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            IP属地:陕西来自iPhone客户端6楼2016-02-14 13:47
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              床上的末原前辈


              IP属地:陕西来自iPhone客户端7楼2016-02-14 13:47
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                IP属地:陕西来自iPhone客户端8楼2016-02-14 13:47
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                  IP属地:陕西来自iPhone客户端9楼2016-02-14 13:47
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                    悄无声息地插张自己的…昨天很晚才发现只好极速产出orz


                    IP属地:陕西来自iPhone客户端10楼2016-02-14 13:52
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                      以及情人节短漫!!!快去结婚嘤嘤嘤


                      IP属地:陕西来自iPhone客户端11楼2016-02-14 13:53
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                        自摸!happy valentine!


                        IP属地:陕西来自iPhone客户端12楼2016-02-14 13:54
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                          以及文触
                          咲「Will you be my valentine?」恭子「今更やな」
                          末咲(恭咲)です
                          咲「末原さん」恭子「恭子!」 参照。しなくてもいいです
                          よろしければどうぞ


                          IP属地:陕西来自iPhone客户端14楼2016-02-14 14:07
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                            恭子「うちのも、ちょっと待ってな」
                            そう言って末原さんが取り出したものは
                            少し大きめの袋に入った立派な箱で
                            恭子「これ美味しいって評判の奴なんやで」
                            開けるといろんな種類のチョコが整然と並んでいる
                            咲「うわぁ美味しそう!」
                            恭子「やろ?」
                            咲「沢山ありますね」
                            恭子「色々あるから好きなもの食べていいからな」
                            咲「末原さんも一緒に食べましょうよ」
                            恭子「これは咲にあげたもんやから……」
                            咲「いいじゃないですか、ね?」
                            恭子「じゃあコーヒーでもいれよか」
                            咲「あ、フォンダンショコラ温めます?」
                            恭子「え?温めていいん?」
                            咲「ふふ、大丈夫ですよ」
                            お茶会場と化した部屋が甘い匂いに包まれる
                            頂いたチョコは美味しかった。掛け値なしに
                            咲「美味しいです!やっぱり全然違いますね」
                            語彙が貧弱な私にはどう表現していいか分からななかったけれど
                            違いが分かるということが凄いんだろう
                            恭子「そか、良かった」
                            舌触りも食感も香りも味も何もかも違う
                            まろやかでコクがあって口の中でとろけるような……風味もいいし後味もいい
                            ……コクってなんなんだろう?
                            恭子「おお!このフォンダンショコラ美味いな~さすが咲やな!」
                            ああ、もうなくなってしまった
                            もう一個……
                            うん。しっかり甘く、でも重くなくて、口どけがなめらか!何個でも食べられそうだ
                            恭子「……咲?」
                            こっちも美味しそうだな……
                            これはちょっとビターで大人な味だ
                            恭子「咲、聞いてるか?」
                            咲「聞いてますよ」
                            ホワイトチョコも美味しそう!
                            恭子「……喜んでくれたみたいで何よりや」
                            生チョコもあるで」
                            咲「……!!末原さん!」
                            恭子「なんや!?」
                            咲「これ凄い!美味しい!!なにこれ!?」
                            恭子「チョコやろ」
                            咲「いや、そうなんですけど、これを同じチョコと言っていいんでしょうか」
                            恭子「チョコはチョコやろ」
                            咲「う~ん。もうちょっとなんか……」
                            恭子「じゃあ上品におチョコとでも言うか」
                            咲「末原さん……いいですね!ナイスアイディア!」
                            恭子「いや駄目やろ。突っ込めや!ちょっと落ち着け」
                            咲「まぁまぁ、それくらい美味しいってことです」
                            恭子「……そうか」
                            咲「やっぱり末原さんはこのチョコ食べちゃ駄目です」
                            恭子「え、さっき一緒にって言ってたやん。なんで?」
                            咲「私が作った奴が霞んじゃうからです」
                            恭子「いやいやいや、なに言うてんの」
                            咲「いや分かってますよ。比べるまでもないし、そんなことしたらむしろ失礼だって」
                            恭子「そんなわけないやろ。咲が作ってくれたってだけで充分やし、実際美味いし」
                            咲「そんなことこれを食べた後にも言えますかね……」
                            と末原さんの口に放り込む
                            恭子「むぐっ……確かに美味いな!」
                            咲「でしょ?」
                            恭子「うーん……僅差でこっちのが美味いかな」
                            咲「気を遣わなくていいですよ。天と地ほどの差があるでしょう」
                            恭子「いや、この差は咲が食べさせてくれた差やな」
                            咲「はぁ?」
                            恭子「フォンダンショコラも咲が食べさせてくれたらな~そっちの方が美味くなるんちゃうかな~」
                            咲「……なにを言ってるんですか。頭でも打ったんですか」
                            恭子「ええっ!ここはあーんする流れやろ」
                            咲「ええ……」
                            恭子「そんで『やっぱり咲の作ったやつのほうが美味いな』っていう流れやろ!」
                            咲「勝手に変な流れを作らないで下さい」
                            恭子「そこから『……末原さん、好き!』ってなる流れやろ!」
                            咲「なるわけないでしょ」
                            恭子「……クールやね」
                            恭子「クールと言えば……」
                            咲「?」
                            恭子「アイスやな!」
                            咲「冬にアイス、ですか」
                            恭子「寒い冬に部屋を暖かくしてアイスを食べる。最高に贅沢やろ!」
                            咲「そう、なのかな?」
                            恭子「食べるやろ?」
                            咲「もちろん頂きます」
                            恭子「ちょっと待っててな、持ってくるから」
                            咲「末原さんこれ……まさしくアイスクリームですね」
                            恭子「そうや!ラクトアイスでもアイスミルクでもない!アイスクリームや!」
                            咲「さすがです!末原先輩!」
                            恭子「せやろ?宮永くん!」
                            咲「濃厚!美味しい!」
                            恭子「まろやか!冷たい!」
                            咲「からの生チョコ!とろける!!」
                            恭子「からのフォンダンショコラ!あったかい!!」
                            ――――――
                            ――――
                            ――
                            恭子「……なんか疲れたな」
                            咲「はしゃぎ過ぎましたかね」
                            恭子「テンションおかしなっとったからな」
                            咲「何だったんでしょうか。ホントに途中からおかしかったですよね。自分が怖いです」
                            恭子「まぁええんちゃう?たまには」


                            IP属地:陕西17楼2016-02-14 14:41
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                              誰かが言っていた。摂取したカロリーは消費しなければならない、と
                              咲「いっぱい食べちゃったし、ちょっと歩きませんか?」
                              恭子「いやや。寒いもん」
                              咲「寒いもんって……いいじゃないですか。お散歩」
                              恭子「お散歩じゃーな~」
                              この人は……
                              咲「末原さんとお散歩デートしたかったんですけど、残念ですね」
                              恭子「デート!?じゃあ行く!」
                              何故私が言わされなきゃいけないのか
                              恭子「しょーがないな~そんなにうちとデートしたいって言うなら」
                              つく……
                              恭子「よしっ行こう」
                              咲「ちょっと待ってくださいよ。上着が……」
                              恭子「はよしてや~」
                              咲「……」
                              ふたりで当てもなく散策する
                              寒いからか人通りも少なく閑散として
                              道行く人々はどこか急ぎ足だ
                              恭子「ホワイトデーのお返し、今度はうちがそっちに行くから」
                              咲「もう送りあったんだから、それがお返しってことでいいじゃないですか」
                              恭子「まぁええやん。ただの会う口実やし」
                              咲「会うのに口実がいるんですか?」
                              なんてね……
                              いるよね。気軽に会える距離じゃない。時間もお金もかかるんだから
                              恭子「いらんのなら、うちはいつでも」
                              咲「いや、いりますね。いるに決まってます」
                              しまった藪蛇だった。危ない危ない
                              別に会いたくない訳じゃないけど、そんなに頻繁に来られてもね
                              色々と心配だから
                              恭子「お返し、咲はなんか欲しいものある?」
                              咲「いえ、特には」
                              恭子「なんかあるやろ?」
                              咲「何でもいいですよ」
                              末原さんがくれるものなら
                              恭子「なんでもいいって……どうでもいいみたいやん」
                              咲「いや、本当に何だって嬉しいですよ」
                              恭子「うちが選んだもの渡したら『これは可燃物ですか?不燃物ですか?』とか言いそうやん」
                              咲「言う訳ないでしょ!」
                              恭子「ほんまに~?」
                              咲「本当に嬉しいですよ……末原さんが選んでくれたものなら」
                              うわ、末原さんみたいなこと言ってしまった。恥ずかしい。顔から火が出そうだ
                              恭子「そっか。でもそれも幅広すぎて困るなぁ」
                              咲「そういう末原さんが欲しいものってなんですか」
                              恭子「う~ん。今欲しいのはカイロかな」
                              咲「……そんなに寒いですか」
                              恭子「うん。寒くて凍えそう」
                              咲「そうですか……」
                              恭子「まぁ考えとくわ。咲も考えとってな」
                              咲「はい」
                              先を歩き出した小さな背中について行きながら考える
                              欲しいものはあるけれど、言えそうにはないかな
                              ――末原さん
                              末原さんの視線が、言葉が、ぬくもりが、欲しい
                              末原さんがくれるものなら何だって。一つも取りこぼしたくない
                              おかしいな。私は何時からこんなに欲深くて我儘になったんだろう
                              恭子「ん?なに?」
                              不意に末原さんが振り返る
                              あれ?口に出してしまってたみたい。どうしよう
                              いや口に出したところでこの距離で聞こえるはずが……
                              咲「……呼んでみただけです」
                              恭子「……そうか」
                              末原さんはそれ以上何も聞いてこなかった
                              恭子「冬やなぁ。せめて太陽が出てくれたら……風がないのが救いやな」
                              末原さんを縫い付けるモノが欲しい
                              糸や鎖では足りない
                              そんなものよりもっとずっと強い、末原さんを縛るコトバがあれば……
                              そんな呪文があれば私は唱えるだろうか
                              無理だろうな。そんなこと口に出せるわけがない
                              なにより末原さんの意志はどうなる?
                              少し前で揺れているふわりとした藤色の髪を眺めながら
                              そんな考えても仕方のない、どうでもいいことを思う
                              恭子「やっぱり寒いな。手袋忘れたし」
                              咲「そうですね」
                              恭子「手袋忘れたし」
                              なんで二回言ったの?
                              咲「急ぐから忘れるんですよ……じゃあ手でも繋ぎますか」
                              恭子「いいの!?」
                              咲「あ、でも私の手冷たいから意味ないかも」
                              恭子「そこじゃなくて、前に公序良俗がどうのって言ってなかった?」
                              咲「そんなこと言いましたっけ?」
                              恭子「ええ……言ってたやん」
                              咲「そんな昔の話忘れちゃいました」
                              恭子「そんな昔ちゃうやろ……うちは構わんってかむしろ嬉しいけど」
                              咲「今は人通りも少ないですしね」
                              恭子「そうやな!ルールやマナーなんて人目があるから出来たようなもんやしな」
                              咲「そういう側面もあるでしょうけど……」
                              恭子「要するに周りが不快にならんかったらええんやし」
                              咲「そう、なのかな?」
                              そういうことにしておこう
                              道行く人たちの手を繋いで歩きたいという気持ちも少し分かってきたし
                              少しだけ、ね
                              咲「末原さんの手、あったかいですね」
                              恭子「咲はびっくりするほど冷たいなぁ。末端冷え性?」
                              咲「さぁ?時期的なものじゃないですか?」
                              我ながらテキトーな返しだ
                              咲「末原さんは体温高いですよね」
                              恭子「そうやな」
                              咲「そういえば子供って体温高いですよね」
                              恭子「……何が言いたい?」
                              咲「いえ、特に何も。他意はないです」
                              末原さんはあったかいなぁ
                              私にはあったかすぎて火傷しそうだ
                              恭子「知ってるか?熱って高いとこから低いとこに移るんやって」
                              咲「つまり私が末原さんの手の体温を奪ってるんですね」
                              恭子「コワイ言い方するなぁ」
                              恭子「……で、同じ温度になるんや」
                              咲「つまり?」
                              恭子「つまり、その……良い温度になるんちゃうか?」
                              咲「……」
                              恭子「いや、だから……」
                              口ごもる末原さん
                              自分で言ったのに照れるのはどうなんだろうか
                              もうちょっと見てたい気もしたけれどここは助け舟を出しておこう
                              咲「大丈夫です。言いたいことは分かりましたから」
                              恭子「そうか」
                              つめたい私とあったかい末原さん
                              二人でやっと平熱だ
                              ……まぁ、口に出すにはクサすぎるよね
                              咲「帰りましょうか」
                              恭子「え?もう?」
                              咲「寒いんじゃなかったんですか」
                              恭子「もうちょっとええやん」
                              咲「私は構いませんけど」
                              寒いからと外に出るのを嫌がったかと思えば
                              冷えるから帰ろうとしてもまだ外にいたがる
                              末原さんはよく分からない
                              咲「Will you be my valentine?」
                              なんて呟いてみる
                              恭子「ん?どうしたん?」
                              咲「……末原さん、私のチョコ、どうでした?」
                              恭子「んー?咲の愛情が伝わってきた!」
                              咲「そうですか」
                              恭子「あれ?どうしたん?」
                              咲「え?」
                              恭子「……やっぱちょっと寒いな」
                              咲「そうですね」
                              恭子「……」
                              咲「……」
                              恭子「You're my Valentine.」
                              !……そう返されるとは思ってなかった
                              恭子「なんで英語なん?」
                              なんか急に恥ずかしくなってきちゃった
                              恭子「なんや照れれとんのか?カワイイなぁ」
                              咲「照れてないです!」
                              恭子「ふぅん?別にいいけど」
                              ああ、言わなきゃよかった
                              逃げ出したくなる衝動に駆られながら
                              でもまだこの手は放したくない
                              私はもう逃げられないのだろう
                              帰ってから分かったことだが、末原さんから貰ったチョコ、すごく有名なお店の物らしい
                              しかも限定品。それに加えて生チョコにあのアイスも……
                              いや、分かってはいた。分かってはいたんだけど、ここまでだとは……
                              確かに美味しかった。それだけの値打ちはあるのかもしれない
                              しかし私はそれを知らずに貰って労せず食べてしまったのだ
                              対して私は手作りフォンダンショコラ+五円チョコ……
                              言い知れぬ罪悪感と恐怖が湧き出てくる
                              末原さんはお金遣いが荒いわけではないのだろうけれど
                              遣いどころがおかしい気がしないでもない
                              私が言うようなことではないから言わないけど
                              それよりお返しどうしよう……
                              ――末原さんが与えてくれるものに値する何かを私は返せているのだろうか

                              咲から貰ったフォンダンショコラ
                              食べるの勿体ないな。でも早よ食べな悪くなるよな
                              なんで食べたらなくなるんやろか
                              めっちゃ美味いけどケチ付けるとしたらその点やな
                              もう一つの綺麗な包装がしてある袋が目に入る
                              恭子「……洋榎のがあるやん」
                              咲が洋榎に作ってきたらしい。それを預かったのだ
                              いやいや流石にあかんか
                              でも一個くらい食べても分からんやろ
                              ――駄目駄目。そんなことしたらうちの人間としての何かが失われてまうわ
                              っていうかなんで洋榎にも作ってんの?
                              なんかデカいし手紙ついとるし
                              それこそごえんがあるよで充分やろ
                              いや、マカダミアチョコくらいにしといたろ
                              それにしても結局咲がどうして来てくれたか分からんかったな
                              こっちに用事があった訳じゃなかったみたいやし……
                              まぁええか。
                              咲から言って来てくれたって事実に喜んどこ!
                              うちが手を握ると咲が握り返してくれる
                              それだけで充分やろ?


                              IP属地:陕西18楼2016-02-14 14:42
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