10月9日、ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』は、プレミアリーグでプレーする選手の推定市場価格を一斉に更新した。
推定市場価格は選手の能力や実績、年齢、過去の移籍例などを総合的に判断して算出。移籍マーケットにおける市場価値を示す指標として定評があるなか、圧倒的な活躍を続ける三笘薫(ブライトン)は、歴代日本人選手の最高値だった3200万ユーロ(約50億円)から5000万ユーロ(約78億円)まで金額を上げた。
この大幅アップに韓国メディア『InterFootball』が鋭く反応。自国の英雄ソン・フンミン(トッテナム)を引き合いに出し、「カオル・ミトマは、まだプレミアリーグ(PL)で確かな実績を残したわけでもないのに、すでに市場価値が5000万ユーロだ」と訴えている。
「20年12月に9000万ユーロまで高騰したソン・フンミンは、徐々に下降線を描き、現在は5000万ユーロだ。長い間守ってきたアジア最高額の座をキム・ミンジェに譲った。今回のアップデートでは金額が維持された。最近の輝かしい活躍が反映されたものと思われる。
10月の変化で驚いたことの1つは、ミトマの急上昇だ。3200万ユーロから50%を超える1800万ユーロも跳ね上がり、5000万ユーロの仲間入りを果たした。彼はブライトンの飛躍に重要な役割を果たしており、明らかにPL最高のウィンガーの1人だ。しかし、市場価値の上昇が早すぎる」
同メディアはそのうえで、日韓エースの年齢に着目。現在31歳のソン・フンミンが20代半ばで成し遂げた偉業に焦点を当てている。
「ソンが5000万ユーロを達成したのは2018年5月だった。当時、彼はすでにPL最高のウイングの1人に分類されていた。16-17シーズン14ゴール・8アシスト、17-18シーズン12ゴール・6アシストで、2季連続でリーグ10ゴールを超えた。一方、ミトマは22-23シーズン7ゴール6アシスト、今シーズンはここまで3ゴール・3アシストだ。PL通算41試合で10ゴール・9アシストの選手が5000万ユーロまで高騰したことになる。
一般的に年齢が若いほど市場価値が高く測定される。成長の可能性が残っているためだ。しかし、ミトマは26歳と若いほうではない。ソンが5000万ユーロに到達した年齢は25歳で、より若かった。
移籍金インフレの結果だとしか理解できない。18年と比較して23年は、クラブが支出する移籍金の規模が大きく上昇した。18年当時、特定の選手に1億ユーロ以上を費やすケースは非常に少なかった」
26歳にして伸びしろ十分の三笘は、今後どこまで数字を伸ばすのか。世界基準で、天井知らずの活躍に注目したい。
推定市場価格は選手の能力や実績、年齢、過去の移籍例などを総合的に判断して算出。移籍マーケットにおける市場価値を示す指標として定評があるなか、圧倒的な活躍を続ける三笘薫(ブライトン)は、歴代日本人選手の最高値だった3200万ユーロ(約50億円)から5000万ユーロ(約78億円)まで金額を上げた。
この大幅アップに韓国メディア『InterFootball』が鋭く反応。自国の英雄ソン・フンミン(トッテナム)を引き合いに出し、「カオル・ミトマは、まだプレミアリーグ(PL)で確かな実績を残したわけでもないのに、すでに市場価値が5000万ユーロだ」と訴えている。
「20年12月に9000万ユーロまで高騰したソン・フンミンは、徐々に下降線を描き、現在は5000万ユーロだ。長い間守ってきたアジア最高額の座をキム・ミンジェに譲った。今回のアップデートでは金額が維持された。最近の輝かしい活躍が反映されたものと思われる。
10月の変化で驚いたことの1つは、ミトマの急上昇だ。3200万ユーロから50%を超える1800万ユーロも跳ね上がり、5000万ユーロの仲間入りを果たした。彼はブライトンの飛躍に重要な役割を果たしており、明らかにPL最高のウィンガーの1人だ。しかし、市場価値の上昇が早すぎる」
同メディアはそのうえで、日韓エースの年齢に着目。現在31歳のソン・フンミンが20代半ばで成し遂げた偉業に焦点を当てている。
「ソンが5000万ユーロを達成したのは2018年5月だった。当時、彼はすでにPL最高のウイングの1人に分類されていた。16-17シーズン14ゴール・8アシスト、17-18シーズン12ゴール・6アシストで、2季連続でリーグ10ゴールを超えた。一方、ミトマは22-23シーズン7ゴール6アシスト、今シーズンはここまで3ゴール・3アシストだ。PL通算41試合で10ゴール・9アシストの選手が5000万ユーロまで高騰したことになる。
一般的に年齢が若いほど市場価値が高く測定される。成長の可能性が残っているためだ。しかし、ミトマは26歳と若いほうではない。ソンが5000万ユーロに到達した年齢は25歳で、より若かった。
移籍金インフレの結果だとしか理解できない。18年と比較して23年は、クラブが支出する移籍金の規模が大きく上昇した。18年当時、特定の選手に1億ユーロ以上を費やすケースは非常に少なかった」
26歳にして伸びしろ十分の三笘は、今後どこまで数字を伸ばすのか。世界基準で、天井知らずの活躍に注目したい。